この記事の3秒まとめ
- 紀元前500年:スパルタ軍が「棒の太さ」を鍵にした世界最古の暗号を使用
- ローマ帝国:カエサルが「文字をずらす」シーザー暗号を実戦使用
- 戦国日本:武将たちも換字暗号・縦読みで情報を秘匿
- これらの知恵が、現代の暗号理論へとつながっている
📜 世界最古の暗号:スキュタレー(紀元前500年)
暗号の歴史は、なんと今から約2500年前にさかのぼります。
古代ギリシアのスパルタ軍は「スキュタレー暗号」を使っていました。細長い革のひもを棒にらせん状に巻きつけ、棒に沿ってメッセージを書く。ひもをほどくと意味不明な文字列になる——棒の太さ(直径)が「鍵」の役割を果たしていたのです。

こんな昔から「鍵」という考え方があったんだ!

そうなんだよ!「鍵を知っている人だけが読める」という暗号の本質は、2500年前から変わっていないんだよ🐾
🏛️ ローマ帝国・カエサルの秘密通信:シーザー暗号
紀元前50年代頃、ローマの政治家・将軍であるユリウス・カエサル(シーザー)は軍事作戦の命令書を届けるために、文字を一定の数だけずらすという暗号を使っていました。これが「シーザー暗号」です。

でも3文字ずらすだけなら、全部試せばすぐ解けそうだよね?

鋭い!英語なら26通りしかないからね。でも当時は「解読法」という考え自体がなかった時代。そして約900年後の9世紀に、アラビアのアル=キンディーが「頻度分析」という本格的な解読技術を生み出すんだよ🐾
🐾 もふねこの「暗号なぞとき」ボックス
トップページで作った「意味不明な文字(暗号)」をここに貼り付けて、元のメッセージに戻(復号)してみよう!
🏯 日本の戦国武将と暗号術
暗号は西洋だけのものではありません。日本の戦国時代(15〜16世紀)にも、武将たちは独自の秘密通信の工夫を重ねていました。
※ 戦国武将への直接帰属については一次資料が限られており、確定的ではありません。
🏯 戦国武将の暗号術を体験しよう!
各武将の記事には「実際に暗号を作れる体験ツール」付き!
🌍 歴史の流れ:暗号の進化まとめ

古代の「棒にひもを巻く」という発想が、現代のデジタル暗号まで一本の線でつながっているのが面白いね🐾 次回は数学が暗号を支える話に進もう!