情報セキュリティとしての暗号技術を学んだあとだと、「なんだか難しそう」と思ってしまうかもしれません。
でも、古典的な暗号は「パスワード解き」のような謎解きゲームとしても楽しむことができます!
大切な人にちょっとしたサプライズを仕掛けるために、手作りの暗号メッセージを作ってみませんか?
💌 アイデアその1:シーザー暗号で「鍵」を共有する
まずは、最もシンプルで有名なシーザー暗号(シフト暗号)です。文字を五十音順(またはアルファベット順)にいくつかズラす方法です。
【例】「ありがとう」を「1文字あと」にズラす(鍵=1)
あ → い
り → る
が → ぎ
と → ど
う → え
暗号文:「いるぎどえ」
🐾 遊び方のコツ
ただ「いるぎどえ」と送っても相手は困ってしまいます。暗号学で言うところの「鍵の配送」をオシャレに行いましょう!
メッセージカードに「鍵は+1だよ」と書くか、あるいは「明日の日付を鍵にしてね」と伝えると、二人だけの秘密の通信っぽくなります。
💌 アイデアその2:「キーボード暗号」で視覚的に隠す
次は、パソコンやスマホのキーボード配列を使った暗号です。これは少し謎解き要素が強くなります!
たとえば、「ありがとう」をローマ字にすると 「ARIGATOU」 ですよね。
これを、パソコンのキーボードで「一つ右のキー」にズラして打ってみましょう。
A → S
R → T
I → O
G → H
A → S
T → Y
O → P
U → I
暗号文:「STOHSYPI」
「この謎のアルファベットをキーボードで見ながら、一つ左の文字を拾って読んでね」と伝えると、ちょっとした探偵気分を味わってもらえます。
💌 アイデアその3:アナグラム(文字の並べ替え)
暗号の歴史の中でも「換字(文字を置き換える)」と並んで古いのが「転置(文字を並べ替える)」です。言葉遊びのアナグラムですね。
例えば、「すきです(SUKIDESU)」というメッセージを伝えたいとき。
「I KISS U DE (アイ・キス・ユー・ディ)」
などと並べ替えて送ることもできます。(※ローマ字のSUKIDESUのアナグラムです)

アナグラムは解読が少し難しいので、「ヒントは『私の気持ち』だよ」と添えてあげると親切だよ!
📱 実際にツールで作ってみよう!
暗号カフェのトップページには、自動で「シーザー暗号」を作ってくれるもふねこの暗号ボックスが用意されています。
これを使えば、面倒なズラし計算も一瞬で終わります。
作った暗号文はコピーできるので、LINEやInstagramのDMで恋人や友人にいきなり送りつけてみましょう!
暗号技術は、単にハッカーから情報を守るためだけのものではありません。こうやって少し視点を変えると、人とのコミュニケーションをちょっと面白くしてくれるスパイスにもなるのです。